2009/12/13

思い込みってのは怖いなー、とふと思った。

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あ、久々にオートバイの話、しますよ。
興味のない方は読み飛ばして下さいな。

今、自分が現実的に手に入れることのできるオートバイ。
いったいこの世の中に何車種くらいあるんでしょうか。
それこそ数えきれないくらいあるのは間違いない。

私は18歳でオートバイに乗り始めて、こないだ30歳になった(もう12年か!)。
その間、大多数のライダーが乗り継ぐ台数と比べたら
相当に多い数のオートバイを乗り継いできた。
少なくとも30台以上。正確な数字はよく知らない。
自分でも途中で面倒になって数えるのをやめたから。

で。
30台という数が多いのか少ないのかはさておいて。
気がついたらなんだかよく似た感じのオートバイばかり乗り継いでるのである。

なぜ急にそんなことを考えたかというと。
こないだ、仕事でDucati Streetfighterなるオートバイに
かーなーりどっぷり濃い感じで乗る機会があったのだ。
雑誌なんかで見てて、スタイルに興味はあってもまず自分で買わないだろうなー、
という風に自分で「思い込んでいた」オートバイ。

#ここまで読んで、
え、Streetfighter買っちゃったの?と思ったそこのあなた。
早とちりが過ぎますぞ。:-)

オートバイってのは乗ってナンボな代物である。
そして、ちょろっと乗った程度ではなかなかわからない代物なんである。
だけども、車と比べたらなかなか試乗できる機会も少ないし、
出来たとしても(BMWみたいなごく一部の例外を除いて)ホンの数KMだ。

レンタカーに相当するレンタルバイクだって、
以前よりは普及しつつあるもののまだまだ敷居が高いことは否めない。
Streetfighterなんか半日借りたら諭吉さんが二人以上ぶっ飛んでいくのだ。

つまり、じっくり乗ってみようと思ったら、
運良くそれに乗ってる友達が身近にいるとか、
あなたが雑誌のテスターさんであるとか、
メーカーの広報さんに顔が利きますだとか、
そういうイレギュラーでもない限りは
基本的に思い切って自分で買って乗るしかないのである。

で、そうなってくるとどうやったって
「自分が好きな系統のバイク」
ばっかり乗り継いじゃうんである。
当たり前だ。

ここでいう「好きな系統」ってのは、
スーパースポーツとかオフロードとかの「ジャンル分け」のことじゃない。
要はそのオートバイに自分が(勝手に)投影してる「イメージ」のことだ。

そんなわけで私はとっても恵まれている。
何度も言うけどStreetfighterなんて今まで完全に「アウトオブ眼中」、
今回みたいに仕事で強制的に乗ることでもなけりゃ、
ずーっとご縁がなかったに違いないのだよ。

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エンジンを始動した瞬間に相当に勇ましいドコドコ音。
これホントに純正マフラー?
「ラフにスロットル扱うと簡単にフロント浮きますんで、
気をつけてどーぞ」と発進前に注意を受ける。

かなり重めのクラッチを握ってギアをローにぶち込んで、
するすると走り出す。
またがった瞬間にまず感じる違和感であるところの
「SSとモタードを足して二で割ったようなポジション」
に慣れてしまえば、
街中を流す分にはちょっと音量が気になるくらいで、
外見から受ける印象に比べたら「ごくごく普通」のオートバイ。
最初の印象はそんな感じだったんだけど。

少しペースを上げられるステージに移動したら違う表情を見せた。
そりゃ、170kg程度の車体に150馬力のエンジンが乗っかってるんである。
ほっといても速いのは当たり前だ。とんでもなく、速い。
スロットルを開ければ開けただけ、思った通り前に出る。
だけどまるでエンジンがそのまんま走っている・・・ような、
とにかくスロットルを開けてないと気が済まないようなオートバイではないのだ。
例えば法定速度でもさほど苦痛なく流せちゃうのである。
オートバイと乗り手がとてもシンクロしやすいから。

あとの走りの評価なんぞはもう必要あるまいて。
とにかく気持ちよかった、とだけ書いておこう。

確かにこのオートバイにはカウリングは要らねえよなあ。
トップスピードはどうやったって人間の方が持たないけど、
トップスピードなんかどうでもよくなるもんね、
このオートバイに乗ってると。
だったらカッコいいほうがいいもんね。

きっと最初に「こんなオートバイつくろうぜー」と
イタリアの街で産声を上げたコンセプトが
まったくブレることなく突き進むことができたから、
こんな最高に痛快なオートバイが出来上がったのだろう。

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Streetfighterを買う訳じゃないけど(いや、ホントに)、
少しだけ、自分とオートバイとのつきあい方を見直す
いいきっかけになった。

マンネリ化したときに
ちょっとだけ違うことをやってみる。
それが直接当たりとはならなくても
突破口につながる道を開いてくれることも
あるのだということ。

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2009/04/15

ホントなら今頃、うちでのんびりしてるはずだったんだがなあ…。

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何の因果か、今「砂漠のど真ん中」にいる。
年に10日間降るか降らないかの雨が、ピンポイントで降った。
お天道様には逆らえない。元々の予定は見事に順延。

おかげで、帰りのヒコーキの切符は捨てることになった。
大至急手配した日本行きの次便を待ちながらこれを書いている。あと3時間くらい。
今回の同行者であるフランス人(コイツはパリへ帰る)は隣で小説に没頭中。

多分、こんなどうでもいい話を、
タダでさえめったに更新しないこんなところで書き散らしているのは、
きっと日本語に飢えてるからなんだろうなー、なんて。

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2008/07/18

にわかに澱んできた空を横目に眺めつつ、
まだアスファルトから立ち上る熱気にむせ返りながら、
両国の街をすたすたと歩いていた。

特段前からそれに特別興味があった訳ではない。
ただ、なんとなく見つけた。
それだけの理由で。

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目指す場所に着いてみると、
目指していたものはそこにきちんとあった。

店のスタッフと駆け引きみたいな会話を交わしつつも
「ああ、多分今日決めちゃうんだろうな」
他人事のようにそう思っていた。
事実、そうなった。

ホンダCB750K、形式名RC01。
僕が生まれた年に生まれたモーターサイクル。
痛快で仕方なかったGSF1200Sのかわりに、
やってくることになった。

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2007/09/17

「来るよね?」の一言に「行きます」と即答して、
関越道を北へ、しばらくひとりで走る。

前橋を過ぎるととたんにクルマが少なくなる。
小千谷んときほどじゃないけれど。
あの時はホントに一般車が一台もいなかった。

塩沢のあたりで地図を確認して、
おそらくこれなら行けるだろうと踏んで高速を降りる。
あとは長閑な田舎道をぐりぐり走る。ぐりぐり。

途中休憩ごとに別働隊から入ってくる連絡を見ながら
この辺、このくらいの時間にこの辺を通るだろう、
とアタリをつけて道端で待つ。

すぐに聞き覚えのあるエキゾーストノートが向こうからやってくる。
誤差5分。まあまあかね。

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帰り着いた時点でオドメーターは920kmほど進んでいた。

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2007/09/02

なんだかいつの間にかすごい事になってるなあ。

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なーんも変わっていないようで、
着実に一歩一歩進んでいくひとたちがいる。
すごく変わったようで、
なーんも変わってないひともいる。
(いい意味でも、時にはそうでない意味でも)

何かが変わったということは、
つまり、何も変わっていないということ。
最近になって、ようやくその意味がわかりかけてきた気がする。

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2007/08/27

普段、私がプライベートで乗るモーターサイクルは、
一台が「高速道路からダートまで丸一日延々1000km以上走る」、
もう一台は「それほど高速ではない領域に特化してきびきび走る」
といったことを得意とするモーターサイクルである。

というわけで、二台ともあまりサーキットという場所には縁がない。
たまーに私がサーキットに行く時も、
モトコンポを移動用に連れて行くことはあるけれど、
私がそれでコースを走ったりする事はもちろん、ない。

そんな私に、
ひょんなご縁からコースでモーターサイクルに乗るチャンスが巡ってきた。
コースを走る車両の後ろの席に同乗させてもらったのだけれど、
これがまたとても贅沢な経験で...。

この日、私が後ろに乗る事になった車両はドゥカティ・749R
特製のタンデムシート(座面が幾分高い?)とステップ、
タンクにはサポートバーが取り付けられている。

そして...ライダーは全日本選手権で活躍中の須貝選手
20年以上の戦歴を誇る、現役エキスパートライダーのおひとりである。

もし私に有り余るお金があれば(ないけどさ)、
749Rをポンと買ってコースを借り切れば、
自分で走る事も出来るかもしれない。

でも、この世には、
いくら金を積んだって手に入らないものだってある。
須貝選手が持っているものはまさしくそれだった。

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装備も全てお借りして
(余談だが、初めてレーシングタイプのレザースーツを着た。
ツーリング向けのレザースーツなら自前でも持っているのだが、
これとはまた全く別モノと言っていい装備。とにかくあちこちが機能的)、
須貝選手からの注意事項伝達も終えて、いざコースへ。

#スタッフの方が、
私のモトコンポについていたナンバーを見て「あれ?」と。
なんでも、そのスタッフの方が普段いらっしゃるショップが、
私の住んでいるところのすぐ近くにあるとのこと。
私が以前、ドゥカティを試乗させて貰いに行った事のあるお店でした。
飛び込みでふらっと行ったのに、丁寧に対応して頂いた事を覚えています。
こういうのも「縁」みたいなものなのかも。

今回は5人の体験搭乗者がいて、私は最後の5番目。
須貝選手と私を乗せて、749Rがするすると走り出す。
須貝選手が左手で軽く、私が掴まっているサポートバーに触れて
私がきちんと「掴まっている」ことを確認。

次の瞬間、749Rはすっと「離陸」。
そのまま第一コーナー手前までフロントを持ち上げたまま加速する。
ブレーキングポイントの少し手前でショックもなく「着陸」すると、
すぐに(あくまで公道レベルから考えたら)強烈なブレーキングがやってくる。

ステップが接地してカリカリと軽く音を立てる。
微塵も不安感を感じさせないまま第一コーナーを立ち上がると、
すぐに次のコーナーがやってくる。

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ある動作を始めるときの精度。
その動作を行っているときの精度。
ある動作から違う動作へ移るときの精度。
ある動作を終えるときの精度。
それら全てが文字通り「桁違い」。恐ろしくスムース。

実際のラップタイムはレーシングタイムと比較したらきっとかなり遅いはずだし、
後から須貝選手に伺ったらトップスピードも230km/h程度だったという。
それでもそのわずか2周、時間にしても5分足らずの体験は私にとってまさに
「異次元」と言っていいものだった。

「百聞は一見にしかず」とはよく言われるけど、
今回は「百見は一乗にしかず!」と言ったところかな。:-)
ホントにありがとうございました、と申し上げたい。

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2007/08/22

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後ろ姿が軽く緊張しているように見えなくもない。:-)

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結局、誰かに何かを教えるってことは
自分が何かを教わるってことと
本質的にはそんなに違いがない気がする。

でもそれは
教える側が教わる側に
甘えていいという意味では決してない。

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二輪レースに関わりのあるひとと、
このあいだじっくり話をする機会があった。

「ただ速いだけじゃ絶対に勝てない」
「そして、速くなければ絶対に勝てない」

矛盾してるようで、してない。

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2007/07/12

Img_8043

自分が走っている姿というものを
じっくりと眺める機会は
今までの私にはあまりなかった。

手前味噌だけれど
それなりに「乗れて」いるようには、見えなくも...ないかな。:-)
だけれどこの写真を撮ってもらった時に
自分がモーターサイクルを操りながら感じ取っていたことと
この写真に実際に映し出されていることには
まだ、かなりズレのようなものがある。

それがわかっただけでも
大きな収穫だと言っていい、と思った。
結局、自分できちんと理解して、
自分で何とかしない限りはうまくなんかならないのだから。

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「七夕のお願い、どんなお願いしましたか?」

私の場合はいつも
「来年も(は)七夕の日が曇りの日でありますように」。
これは、自分のためのお願いではない。

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2007/07/09

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お洒落は足元から、ということで。:-)

ナンバープレートが取れて、自賠責保険にも加入。
晴れて一般公道に復帰する事ができたモトコンポ。

タイヤも新品に。
(世の中にはこんな模様のタイヤがあるのです)

30km/hも出すと
もうどこか頼りないモーターサイクルだけれど
そんなことが全く気になんないくらい
のどかな気分にさせてくれます。

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2007/07/01

Ca340044

ぴったり。:-)

フォレスターの荷室になんの違和感もなく収まったモトコンポ。
なんと、取扱説明書、メンテナンスノートまでついていた。
どれだけ大事にされていたかがよくわかる。
これからよろしくね。

さっそく、帰りがてらにタイヤを発注、
ついでにバラバラにしてみる。
さすがに20年の間に降り積もった埃やら泥やら、
それなりに大変な事になっていたのだけれど、
それでも根気よく掃除していたらだいぶ綺麗になった。

タイヤとプラグと、あと少しの消耗品と
それにいくつかの欠品している部品を調達して
残りは穴の空いたマフラーを直して
市役所でナンバープレートを取ってくれば
もうすぐにでも走り出せそうな予感。

もう20年以上も昔に
こんな楽しみの広がる乗り物を考えていたひとがいた。
負けないくらい楽しい使い方、考えてやらんとね。:-)

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